ホワイトニングについて
ホワイトニングとは？
ホワイトニングとは、加齢や遺伝などによる歯の黒ずみや黄ばみを歯を削ることなく白くする方法です。
歯を白くするにはいろいろな方法がありますが（歯を白くしたい）、その中で過酸化水素や過酸化尿素などの専用の薬剤を使って、歯の着色成分である有機物質を分解して脱色する方法です。
ホワイトニングには院内にて短時間で歯を白くするオフィスホワイトニングと、ご自宅で長期間（2週間以上）かけて白くするホームホワイトニングがありますが、当院ではオフィスホワイトニングのみを行なっております。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは歯に高濃度の過酸化水素の薬剤を塗布し、レーザーや紫外線の光を当てて歯を白くする方法です。
治療時間は約40分～60分。多くの場合一回でかなり白くなります。
色がなじむまで２～３日かかるので、１～２週間後、色の確認をし、必要があれば追加でホワイトニングを行ないます。
処置したその日から白さを実感でき、歯科医師・歯科衛生士の管理下で薬剤を使用しますので安心です。
オフィスホワイトニングの種類
当院では、2種類のオフィスホワイトニングをご用意しております。
ホワイトニング（いわゆる通常のホワイトニング）
歯をマットな白さにしていく方法です。繰り返し行うと、より白くなっていきます。一方、薬剤の刺激が強めなので術後の不快症状（知覚過敏など）が起きないよう、術中は歯肉の保護などをしっかりして施術します。
ブライトニング
ホワイトニングと使用する薬剤が違います。刺激が少なく、歯にもやさしい、価格が安いというメリットがあります。刺激が少ないので、大掛かりな保護は必要なく、術中の疲れも少なめです。
歯の明度を上げていく方法なので、繰り返し行なっても白さには限界があるのが弱点、「もっと白くしたい」という場合は、通常のホワイトニングに切り替えていきます。
こんな方にお勧めです！
「ホワイトニングに興味があるけど、一歩踏み出せない」
「ホームホワイトニングしてみたけど効果がない」
「以前してもらったホワイトニングでは、歯がしみてひどい目に会った」
「以前してもらったホワイトニングが、後戻りしてきた」
という患者さんには、「ブライトニング」が特にお勧めです。
詳しい方法や価格については、当院にご相談ください。
事前審査・処置 及び 注意事項
ホワイトニングをする前には、歯の色の事前審査と歯の表面に付着している汚れの除去や、虫歯があればその治療が必要になります。この事前処置をしっかりすることで、ホワイトニングの効果がより高くなります。
また、当院ではホワイトニング前と後の口腔内写真を撮影して、目に見える効果を確認していただくことができます。
また以前虫歯の治療を行なった部分の詰め物や差し歯は、薬品によって白くなることはないので、ホワイトニングをすることで色の違いが大きくなることも起こりえます。その場合はホワイトニング後に白くなった周りの歯に合わせて、治療をやり直した方がいいでしょう。
ホワイトニング期間中の注意事項として、薬剤の作用がある間は、逆にいろいろな色素で着色しやすくなります。特に治療中は、喫煙や色の濃い食品（コーヒー、ワイン、カレーなど）の摂取は厳禁です。
歯の白さを保つためには
ホワイトニングは残念ながら永久に白いままでいるわけではありません。
時間が経てば着色物質が表面に付着したり、有機物質が発生して黄ばんできたりしますので、白い歯を保つためには、定期的なお手入れが必要になります。
ホワイトニングを行なった患者さんには、半年ごとのメインテナンスをお勧めしております。
内容としては
- ① 口腔内写真による歯の色の確認
- ② 歯の表面に付着した汚れの除去
- ③ むし歯や歯周病になっていないかの検査
- ④ 後戻りしている歯があれば、部分的なホワイトニング
白い歯を保つために、こまめなチェックをしましょう。
